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日々の中で

【騒いでた Hなお店 若者が ヤクザ登場 気を失った】

『すみません。都会には行かないと誓ったのですが、またも田舎から東京の新宿に、社会見学に行ってしまいました。夜の情報番組で、覗き部屋というのを放送してました。やんちゃな花盛りの僕は、居ても立っても居られくなり、また都会へと足を向けてしまいました。 繁華街を歩いていたら、お兄さんに声をかけられました。覗き部屋、こないだテレビで取材に来たんだよ!僕は思わず、観てましまたと答えた。なら行こう!うちの店直ぐそこだからと言われ、僕はお兄さんに連れられて、ビルの6階まで上がりました。エレベーターの扉が開き、中には既に6人位の若い男の子がいました。みな背広を着てました。多分この春に、新社会人になった同年代の若者です。お兄さんがお金を集め出しました。ハイ!三千円。皆さんお財布からお金を出して、お兄さんに渡しました。ハイ!ついてきて。みなお兄さんの後を歩き、一つの部屋に入りました。そこには、ベニヤ板に無数の小さな穴が開けられており、ハイ!この穴から中を見て!とお兄さんが言いました。テレビとは違うと僕は思いました。確かに覗き穴ですが、中の様子が見えません。かろうじて、中で何かが動いている事は分かるのですが、正体はわかりません。すると、僕の隣の子が騒ぎ始めました。ふざけるんじゃねーよー!見えねーじゃねーか!金返せー! しばらくするとドアを開ける音がして、明らかにあちらの世界の人が二人部屋に入ってきたのです。 そして騒いでる隣の子に近づくと、お前か!今騒いでたのは!と恫喝されました。見ると気を失う寸前でした。思わず、恫喝してた二人が倒れる寸前の子の両腕を支えました。そして引きずられるように、別の部屋へと連れてかれました。案内をしていたお兄さんが、笑みを浮かべて言いました。透明な板で見るには、あと三千円あれば見られるよ!みんな怖くて即座に財布からお金を出して渡してました。僕は恐くは無かったのですが、裸のお姉さんを見たいそれだけで、一番先にお金を払いました。お兄さんが隣のドアを開け、みんな透明な板の前に並ばされ、ようやくテレビで観た雰囲気に包まれました。けれどお姉さんがいません。裸のお姉さんが・・・今度は僕が騒ぎたくなりました。みんな今置かれた状況を、冷静に判断している様子でした。案内のお兄さんが、部屋にあるカーテンの向こうに消えました。そして激しい音楽が流れ、待ちに待ったお姉さんがダンスをしながら、透明な板の向こうに現れました。アレ・・・水着なの?そうか!少しずつ脱ぐんだな?バカなのでそう思っていました。でも、お姉さんは踊ったままで脱ぐ気配などありません。五分もしないうちに音楽が消え、さっきのお兄さんがありがとうございました。と現れ、僕達の覗き部屋は終わりを告げました。エレベーターを降りて、わずか十分位の出来事です。先程連れて行かれた仲間も帰りには解放され、皆んなで仲良くエレベーターに乗り、無事に外に出る事ができました。 またも僕の社会見学は見る場所を間違えて、失敗に終わりました。どうか神様お許しください。男の子は健全な精神には、不健全な心が宿るものなのです。今度こそは、もう来ない!そう誓った新宿の夜になりました』
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