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回転扉の国からコンニチハ

平成十三年の省庁再編に伴い、閣僚ポストも少なくなった。
そのため、大臣になる数もチャンスも減った。

代議士になったなら、誰でも大臣の椅子は目標とする所だ。
アメリカは、大統領になったら任期は四年、再選はあっても三選はない。

しかし、日本は違う。衆議院の任期は四年とあるが、そのほとんどは任期を迎える事は滅多にない。
みんな大臣の椅子が欲しいので、何かにこじつけ足の引っ張り合いをし、首相を退陣へと追い込んでいく。さぞかし大変な仕事なのだろう。

衆議院解散や内閣総辞職などへ場は進み、コロコロと大臣と首相を代える事になる。
外国からは、回転扉の国と揶揄される有様だ。

短い者で二か月前後、長い者で八年前後だ。平均すれば、二年あるかどうかといったところだろうか。
首相には決められた任期はないが、必ず何処かの政党に所属しているので、衆議院の任期の四年となる。

国会議員として、首班指名を受ければ何年でも続ける事は出来るが、そんな事は滅多に起こらない。
初代首相の伊藤博文から現在の安倍さんまで、約百三十五年で九十六代目。

これお、同じ年代の頃のアメリカ大統領と比べたら、トランプさんで二十四代目である。
初代のジョージ・ワシントンからだと四十五代にあたる。それも約二百三十年でだ。

回転扉と揶揄される訳が理解できる。これでは、外国との信頼など到底築けない。
国のトップがこうコロコロ代わっていたのでは、諸外国からまともに相手をしてもらえない。

それだから官僚と呼ばれる役人が、好き勝手に暴走してしまうのだ。
まっ、気持ちは分からない訳でもない。

だってトップがコロコロ代わり、そのたびに方針が違う事を命令されたのではたまったものじゃない。
だから身の保全と職の安定を計るのだ。各省庁で、身内の手引き方針を決めておくという訳だ。

それも自分達に都合の良いように。
大臣を始め事務次官、審議官、局長と日本の官僚組織は目まぐるしく代わる。

いつ上の者が代わっても、各省などの基盤がしっかっりしていれば、右往左往しなくても済む。
悲しむべきなのか、頼もしいと言うべきか、私には判断が出来ない。

現状、日本は優秀な官僚組織の力によって支えられているのは否定出来ない事実である。
諸外国は思う。「どうせ直ぐに代わる。大臣、首相は信用するな。」と・・・。

日本は借金大国とはいえ、世界第三位の経済大国である。表向きには金がある。
外国から考えればいいカモだ。

首相が代わるたびに、諸外国に外遊に行く。尻尾をフリながら。
尻尾をフリフリするのは、決してアメリカだけとは限らない。

「ハーイ、皆さん。経済大国の日本から来ましたよー。私は首相です。」
「何でも言ってくださいね。協力しまーす。」ってな具合に。

相手国は、待ってたとばかりに自国の状況を訴える。
「プレジデントの国みたいに、私の国は豊ではありません。」

「プレジデントのような優秀な人材も出てきません。」なんて。
おだてにおだてられて経済協力を自ら申し出る。

多額のお金や経済援助、インフラ整備などを約束して来る。
帰国すると、「ハーイ、この仕事はワ・タ・シがやりましたよー」

「ハーイ、ワ・タ・シがこの国を助けてあげましたよー」ってな具合に。
これは首相に限らず、大臣も同じだ。

選挙区民は、「やっぱりオラが先生はすげえもんだ。」
「オラが地域だけじゃねえ、外国の国までも助けてやってんだから・・・」

もうヒーロー、ヒロインだ。ここまで来ればもう安泰。選挙があっても落ちる事はない。
選挙区民も呑気なら、国会議員も負けずと呑気だ。

「今日も焼肉行ってみる」なーんてな具合に。あの人達には、食欲不振という言葉は存在しない。
現代はストレス社会と言う。

しかしあの人達は、人にストレスを与える事はあっても、受けることは滅多に無い。
先生達、ただ優越感に浸りたいために用も無いのに外遊に行く。自らの手で金をばらまきに。

外遊って、外に遊ぶと書くけれど、先生達本当に遊びに行ってます。
国の借金がいくらあるのか知っているのか知らぬのか。

国会議員をしているのだから、知ってはいるのだろう。
もしかして、見て見ない振りをしているのかも知れない。

この事は無かった事にしようなんて・・・。そしてまた外に遊びに行く。
「ハーイ、回転扉の国から来ましたよー」アッ間違えた「二・ホ・ンから来ましたよー」ってな具合に。


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